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『ゲッベルスと私』再上映決定

11月20日(土)2022年1月14日(金)まで 岩波ホールにて毎週日曜日15:30の回で上映

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岩波ホール(日曜日)上映スケジュール 10:30-ユダヤ人の私 13:00-ユダヤ人の私 15:30-ゲッベルスと私 18:00-ユダヤ人の私
​お問い合わせ(劇場)03-3262-5252 

ごく普通の若者だった二人がたどる異なる運命。方やナチスの中枢を支えることになり、方や強制収容所で死の体験をする。異なる立場/視点で戦争の記憶を証言。ホロコースト証言シリーズ2作品同時上映!

ゲッベルスと私(2018年公開)

終戦から69年の沈黙を破り​、ゲッベルスの秘書が独白する。

若きポムゼルは、第二次世界大戦中、1942 年から終戦までの3年間、ナチスの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルスの秘書として働き、近代における最も冷酷な戦争犯罪者のそばにいた人物である。本作は彼女が終戦から69 年の沈黙を破って当時を語った貴重なドキュメントである。“ホロコーストについてはなにも知らなかった”と語るポムゼルの30 時間に及ぶ独白インタビューは、20世紀最大の戦争と全体主義の下で抑圧された人々の人生を浮き彫りにする。

ブルンヒルデ・ポムゼル(撮影時104-105歳)

1911年1月11日−2017年1月27日
​1942年から1945年までゲッベルスの秘書として働く。1945年、第二次世界大戦終戦後、ソヴィエト軍に捕らえられ、5年間強制収容所を転々としながら抑留される。1950年に釈放され、1971年の定年退職までドイツ公共放送連盟ARDで働く。

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ユダヤ人の私(2021年公開)

ユダヤ人のマルコ・ファインゴルトは1939年に逮捕され、アウシュヴィッツを含む4つの強制収容所に収容される。終戦後は、10万人以上のユダヤ人難民をパレスチナへ逃がし、自らの体験とナチスの罪、そしてナチスに加担した自国オーストリアの責任を、70年以上訴え続けた。本作はマルコの数奇な人生を通じ、反ユダヤ主義がどのように広まりホロコーストに繋がったか世界初公開のアーカイヴ映像を交えながら映し出す貴重なドキュメントである。“国家と人は過去の過ちを忘れている”と語るマルコのインタビューは、過去と地続きにある現在に警鐘を鳴らす。

マルコ・ファインゴルト(撮影時105-106歳)

1913年5月28日−2019年9月19日
1938年のアンシュルスでユダヤ人の運命が変わるのを目撃する。1939年に逮捕され、1945年までアウシュヴィッツを含む4箇所の強制収容所に収容される。終戦後はザルツブルクを拠点に、10万人以上のユダヤ人難民をパレスチナに送り、ナチスの犯罪とオーストリアの罪を告発した。

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